読書まとめ-LEAN ANALYTICS
LEAN ANALYTICS とは
最近、LEAN ANALYTICSという本を読み始めました。
オライリーのLEANナントカシリーズの1冊です。
スタートアップのためのデータ活用の手法についてまとまっています。
超〜〜〜〜学びが深い本です。
この記事では自分のアウトプットのため、学んだことをまとめていきます。
今回読んだ範囲は、冒頭~3章までです。
優れた指標とは
優れた指標の条件
優れた指標は、下記の条件に当てはまります。
- 比較ができる
- わかりやすい
- 比率や割合である
つまるところ、起こすべき行動が考えられる指標であり、普通に運営していればだんだん積み上がっていくような類の数字数字ではないということです。
なぜ「割合・比率」なのか
個人的にはここがとっても不思議でした。
自分の経験上、最終的に重要なのは"利益"という割合ではない数字で、その構成要素になるのは大体の場合
(客単価×課金ユーザー数)-顧客獲得総費用
で、どれも割合ではないからです。
本を読んだ感じ、ここで取り上げている"良い指標"がなぜ"良い"のか、というのが私が認識してたのと文脈がずれてたっぽいです。
さまざまな要素によって変化しうる値だからこそ、割合が良い、ということのようでした。
正しい指標を選ぶための指標の分類
指標には、次の種類があります。
- 定性的指標と定量的指標
- 虚栄の指標と行動につながる指標
- 探索指標と報告指標
- 先行指標と遅行指標
- 相関指標と因果指標
探索指標と報告指標とは?
特に目新しかった、この指標についてちょっとだけ詳しく書きます。 分析の方向性には、自分いま、とある指標(たとえば課金ユーザー率)について、その内容を
- 知っていることを知っているか
- 知らないことを知っているか
- 知っていることを知らないか
- 知らないことを知らないか
の4パターンにわけることが出来ます。
既知の既知であれば、その正確性を事実確認し、
既知の未知であれば、調査して報告すし、
未知の既知であれば、それは自分が経験的・直感的にやっていることなので定量化してつたえるべきだし、
未知の未知には、圧倒的な優位性やひらめきがある
ということです。
まとめ
ざっくりまとめましたが、他にも琴線に触れるというか、 ほ〜〜〜!なるほど!と思う記述がたくさん(それが8割w)な良書でした。
しばらくこの本を読んでいくので、またまとめたいと思います。